印刷用語集
共紙(ともがみ)
共紙(ともがみ)とは、印刷や製本の際に、表紙やカバー、裏表紙などに本文と同じ紙を使用することを指します。通常、本やパンフレット、冊子のカバーには、本文とは異なるデザインや質感の紙が使われることが多いですが、共紙の場合は、統一感を持たせるために、本文と同じ紙でカバーなども作成されます。
主な特徴や利点:
統一感:本文とカバーや表紙の質感や色合いが揃うことで、シンプルで統一されたデザインに仕上がります。
コスト削減:カバー用に特別な紙を用意する必要がないため、製作コストを抑えられることがあります。
環境配慮:複数の種類の紙を使わないことで、資源の無駄を減らし、環境に優しい選択とされることがあります。
共紙は、特にミニマリスティックなデザインや、環境配慮を重視するプロジェクトなどでよく採用されます。