印刷用語集
折り加工(おりかこう)
折り加工(おりかこう)は、印刷業界で用いられる専門用語で、印刷物を特定の形状に折りたたむ工程を指します。これは、パンフレット、リーフレット、カタログ、地図など、さまざまな印刷物に応用されます。折り加工によって、情報をコンパクトにまとめたり、視覚的な効果を高めたりすることが可能になります。
折り加工にはいくつかの種類があります。代表的なものとしては、二つ折り、三つ折り、観音折り、蛇腹折りなどが挙げられます。二つ折りは、シンプルで広く使われる形式で、紙を中央で一度折るだけです。三つ折りは、紙を三等分して折りたたむ形式で、コンパクトでありながら多くの情報を提供できます。観音折りは、中央に向かって両側を折る形式で、開くと広がるような効果があります。蛇腹折りは、紙をジグザグに折る形式で、多ページの内容を効率的に収納できます。
折り加工は、印刷物の機能性とデザイン性を高めるために欠かせない工程です。適切な折り加工を施すことで、印刷物の使い勝手や視覚的な魅力を大幅に向上させることができます。