印刷用語集
pixel(ぴくせる)
ピクセル(Pixel)は、デジタル画像を構成する最小の単位です。ピクセルは「Picture Element」の略で、画像やディスプレイ上の点として表現されます。各ピクセルには固有の色情報が含まれ、これが集まることで全体の画像が形成されます。
ピクセルの密度は、画像の解像度を決定します。解像度は通常、dpi(dots per inch)やppi(pixels per inch)という単位で表され、高い解像度はより詳細で滑らかな画像を意味します。例えば、72ppiはウェブ上の画像で一般的な解像度で、300ppiは印刷物で使用されることが多い高解像度です。
また、ピクセルはRGB(赤、緑、青)の3つの基本色を組み合わせて色を表現します。各色の強度を調整することで、数百万もの色を表示することが可能です。
ディスプレイの品質やカメラの性能は、ピクセル数や解像度によって評価されます。例えば、スマートフォンのカメラでは、1200万画素(メガピクセル)が一般的であり、より多くのピクセルを持つカメラは、詳細な写真を撮影できます。
ピクセルは、デジタル画像処理、グラフィックデザイン、ウェブデザインなど多くの分野で重要な概念です。ピクセルを理解することで、デジタルメディアの品質と表現力を高めることができます。