印刷用語集
連量(れんりょう)
連量(れんりょう)は、印刷業界における用語で、紙の重さを表します。具体的には、全判用紙(1,092mm x 788mm)の1,000枚の重量を指します。たとえば、「90kgの紙」という表現は、この全判用紙1,000枚の重量が90kgであることを意味します。連量は紙の厚さや強度、品質に直結し、用途によって適した紙を選ぶ際の重要な指標となります。
印刷物の仕上がりやコストに影響するため、連量を正確に把握し、適切な紙を選ぶことが求められます。たとえば、名刺やポストカードには高い連量の紙が使用され、フライヤーやパンフレットには中程度の連量の紙が選ばれることが一般的です。連量は印刷物の用途や仕上がりに大きく関わるため、印刷業界では欠かせない概念です。