印刷用語集
直角仕上げ(ちょっかくしあげ)
断裁仕上げのこと。直角仕上げは、印刷物の切断や加工において、正確な角度と寸法を保証する重要な工程です。特にパンフレット、チラシ、名刺などの印刷物は、整然とした外観と正確なサイズが求められます。直角仕上げでは、専用の切断機や折り機を使用して、印刷された紙やカードを所定の寸法に切断し、角を完全に直角に整えます。これにより、各印刷物が均一で見栄え良く仕上がり、収納や配布時にスムーズに扱えるようになります。また、直角仕上げは製本工程にも関連し、印刷物を正確に組み立てるための基準となります。印刷業界では、品質管理の一環としてこの工程が重要視され、高精度な加工技術として日々進化しています。近年では、コンピュータ制御による自動化や高速化が進み、効率的な生産が可能になっています。