印刷用語集
ルビ(るび)
ルビは、印刷や出版において使用される用語で、主に漢字の読み方を補助するために振られる小さな文字を指します。日本語の文章では、特に難しい漢字や子供向けの書籍などで使用されることが多いです。ルビは漢字の上部や右側に小さな文字で表記され、漢字の正しい発音を示す役割を果たします。
例えば、「東京」という漢字の上に「とうきょう」と振り仮名を振ることで、読み方が明確になります。これにより、読者がスムーズに文章を理解できるようになります。ルビは教育的な観点からも重要で、子供や漢字に不慣れな人々が正しい読み方を学ぶ手助けとなります。
印刷においてルビを設定する際は、フォントサイズや位置などを細かく調整する必要があります。ルビが主文字とバランスよく配置されることで、読みやすさと美しさが保たれます。このように、ルビは日本語特有の印刷技術であり、読者の理解を助けるための重要な要素となっています。