印刷用語集
白ヌキ(しろぬき)
「白ヌキ」という印刷用語は、印刷物の仕上げ工程において用いられる用語です。具体的には、印刷物の一部分や全体に対して、光沢やつや消しのために透明のワニスを塗布することを指します。このワニスのことを「白ヌキ」と呼びます。
白ヌキの主な特徴と効果は以下の通りです:
-
光沢の調整: 白ヌキを塗布することで、印刷物の表面に光沢を与え、色彩を引き立てる効果があります。
-
耐久性の向上: 塗布されたワニスが印刷物を保護し、摩擦や汚れからの保護に寄与します。
-
視覚的効果: マットな仕上がりや光沢感を調整することで、デザインの見栄えや印刷物の質感を向上させます。
白ヌキは特にポスターやパンフレット、パッケージデザインなどの印刷物で使用され、デザインの目的や効果に応じて適切な仕上げを行うために重要です。また、印刷工程においては、ワニスの厚さや均一性を管理することが品質管理の一環として重要です。