ここがサカエマーク

白ベースのシールにエンボス加工

2017.10.16

CATEGORY:ここがサカエマーク

こんにちは、制作の山本です。
シールに凹凸をつけてデザインを表現するエンボス加工。
商品を包装したあとにワンポイントとして貼ったり、ケーキ屋さんの箱のフタ止めなど、色んな所に使われていますね。
この人気のエンボス加工シールですが、ほとんどが金色もしくは銀色のホイル紙が多いですよね?
先日、お客様から普通のマット紙や上質紙には出来ないのですか?とのご質問があり、「フィルム素材だと出来ませんが紙素材であれば問題ありませんよ。」と答えたものの、そーいやうちにはホイル紙以外のサンプル・実績がない…
というわけで早速マット紙でサンプルを作ってみました。
結果はコチラです。
エンボスの圧はしっかりと入っていますが、みた感じどうでしょう?

では今度はこのアングルから…

ただの白になりましたね…
そうなんです。まぁだいたいの予想はついてましたが、
エンボスシールにホイル紙が多い理由は光の反射加減なのです。
色んな角度から光を反射できるため、エンボスがより浮きだって見えるのですね。
白い紙だと角度によってはエンボスがあまり目立たなくなってしまいます。
また、カードなどの厚みのある白い紙なら凹凸の差がそれなりに出ますが、シール用の70〜90kg程度の厚みの紙では凹凸がほとんど出ないのです。
しかし、上質・マット紙がダメというわけではありません!
「オレはさりげなくエンボスを演出したいんだ」という硬派な方や、「ン!?何気なく触ったらここデコボコしてるゾ!」というプチサプライズをさせたい方ならOKです。
使用用途に応じて使い分けてみましょうね。
実際に見てみたいという方はお気軽にサンプルをご請求くださいませ。

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