ここがサカエマーク
UVインクと溶剤インク
2014.10.01
CATEGORY:ここがサカエマーク
みなさんこんにちは!
販促の山本です。
今日はインクジェットプリンター用インクの性質の違いについて。
弊社にはJV3という溶剤系のインクを使うプリンターと、新しく導入したUJV160というUVインクを使うプリンターの2機種があります。
UVインクのメリットと言えばまず速乾性。
専用のインクを使い、紫外線を照射することによりインクがすぐに硬化します。
印刷終了とともにすぐに次の加工へ回すことができます。
そしてもう一つのメリットが材料を選ばないということ。
以前にも紹介しましたが、あらゆる材質に印字することができます。(あ、出来ないものもあるので要テストが条件です)
そんないい事尽くめのようなUVインクですが、ひとつだけ弱点が。
それがこれ。
分かりますか?
実はよく見ると印字した部分が少しだけ盛り上がっているのです。
盛り上がるとどう不具合があるか?
ラミネートができないのです。
いや、できなくはないのですが盛り上がった部分とフラットな部分に隙間ができ、空気が入ってしまって見た目が悪い
ですからあまりオススメできません。
ではラミネートをしたい場合はどうするか?
JV3の溶剤インクです。
こちらは印字した部分もフラットな仕上がりなのでラミネートがきれいに貼ることができます。空気はどこにも入りません
ですから屋外で仕様するステッカーなどはこちらが適しています。
ただし溶剤インクはUVインクと違って速乾性がない、材質も専用のものしか印字できない、というデメリットもあります。
というわけでJV3とUJV160はどちらも一長一短という感じですが、用途に合わせて使い分けているのです!
んな内部的な話、知らねーよという声も聞こえてきそうですが、もし興味がある方は工場見学にいらして下さいね〜